食品表示を知る

食品表示とアレルギー

スーパーやコンビニには、様々な食品が並んでいます。

皆さんは、その安全性が気になって、食材の産地を確認したり、
食品に含まれている添加物を確認したり、アレルギーを引き起こす食材が
含まれているかチェックしたりするでしょう。

しかし、どんな内容がどのように表示されるべきなのか理解していないと、
誤解したまま食品を買ってしまったり、
産地などが偽装された食品を手にしてしまう危険性もあります。

また、アレルギーを持つ方にとっては、
その食品にアレルギー物質が含まれているかどうかは、命にもかかわる問題です。

加工食品などでは、使われている1つ1つの食材の姿が見えないため、
アレルギーを持つ食材が含まれているのかが分かりにくく、何が入っているよ!
と知らせてくれなければ、分からないことが多いからです。

食品表示の基本を学び、賢い消費者になることは、食育においても重要です。
そこで、法律により、各食品ごとに、表示すべき内容が定められています。

包装されているか、冷凍食品であるかや、対面販売されているかなどにより、
さらに詳細の表示が求められたり、省略が許される場合もありますが、
以下では、基本的な項目を示しておきます。

食品表示の基本項目

野菜や果物などの農産物には、「名称」と「原産地」の表示が必要です。
鶏肉、豚肉、牛肉、卵など畜産物には、「名称」と「原産地」の表示が必要です。

魚、貝類、海藻など水産物には、「名称」と「原産地」が、
また、解凍したものや養殖したものにはそれぞれ「解凍」「養殖」の表示が必要です。

私たちの重要な主食であるお米、玄米および精米には、
「名称」「原料玄米」「内容量」「精米年月日」「販売業者名」等の表示が必要です。
種類が多い加工食品。

これには、農産物や畜産物の加工食品のほか、菓子類なども含まれますが、
「名称」「原材料名」「内容量」「賞味期限」「保存方法」「製造業者名」等の表示が必要です。
そのほか、野菜を購入する時などに気になるルールです。

有機食品と名乗るには、JAS規格の検査に合格し、
有機JASマークが付いている物でなければ「有機」である旨の表示ができません。

こちらも気になる遺伝子組換え食品。

現在、日本で認められているのは、大豆(枝豆及び大豆もやしを含む。)、
とうもろこし、ばれいしょ、なたね、綿実および、それを用いた加工食品です。
例えば、大豆の加工品として、納豆、豆腐、味噌など。

「遺伝子組換えでない」ものとするには、遺伝子組換えと非遺伝子組換え農産物を
作っている加工の段階において、最良の管理者の注意をもって分別管理し、
組換えはしていないという証明する書類によりはっきりさせ、
分別生産流通管理をしなければなりません。

どんなに遺伝子組換えでないと主張しても、記録が残されていない限り、
「不分別」と表示することが義務付けられています。
分別生産流通管理がなされた遺伝子組換え材料とする場合は、
遺伝子組換えの表示が義務付けられます。

なお、分別生産流通管理をした遺伝子組換えでないの表示は任意です。
つまり、何も表示がなければ、遺伝子組換えでないということになりますが、
多くのメーカーは、消費者の安心と信頼を得るために、
遺伝子組換えでないの表示をしています。