環境に優しい!地産地消

生産者と消費者

その昔、江戸時代には、1キロメートル圏内で全ての食べ物が調達できたと言います。
トラックも必要ない距離。徒歩で全てが間に合う距離。もちろん、CO2はゼロです。

地元産の新鮮な食物を食べ、エコで健康的な暮らしだったわけですね。
さて、食育といえば、必ず出てくる重要なキーワード、地産地消(ちさんちしょう)。

これは、その字が示す通り、地元で生産された野菜を地元で消費することです。
輸送距離が短くて済みますから、CO2の発生が抑制され、環境に優しい!
環境に優しいだけではありません!

生産者の顔が見え、生産現場(田畑)が見えるから、安心して買い物ができます!
田畑で農作業している様子を見たならば、生産者や食べ物への感謝の気持ちも沸いてきますね。
これぞ食育。

こうして、生産者と消費者の交流を深め、生産者に感謝の気持ちや、ニーズを伝えることで、
生産者も、消費者の求める安心安全で品質の良い作物の生産に努力するようになるでしょう。
農業の底力の復活です!

そして、地元で穫れたばかり新鮮な野菜が、直ぐに食卓に届きます。
朝どり野菜のその甘さ! ほうれん草だってニンジンだって、
野菜嫌いの子供も笑顔で食べられるほど美味しいのです。

これは、食べる食育。まさに、食育の実践です。
でも、東京に住んでいるし、こんな都会で、地産地消だなんて、無理です。

そんな声も聞こえてきそうです。しかし、あきらめるのは早いのです。
実は、大都市東京にだって、少ないながらも、農家があり、
野菜が栽培されていたり、養豚がなされていたりするのです。

江戸川区は小松菜発祥の地で小松菜生産日本一、練馬区の大根(練馬大根)、
多摩地区などにおける、東京ブランドの豚肉東京Xの生産。
また、銀座や千代田区の一角では、ビルの屋上を使って養蜂が行われ、
蜂蜜が作られているのです。田舎だからとか、都会だからとかに関係なく、
お住いの地域をもう一度、ぐるりと見回してください。

きっと、こんな所で!という場所で、野菜が栽培されていたり、
鶏や豚が育てられているかもしれません。

地産地消の運動

こうした地産地消の運動は、少しずつ広がっていて、直売所や朝市、マルシェ開催だったり、
スーパーで地元野菜コーナーを設置したり、学校給食や観光施設、
老人ホームや病院などの福祉施設、地元レストランや地元の食品加工業者などで、
積極的に地元産の食材が利用されるようになっています。

学校給食には、地元産の食材を用いた、
地元で伝わる郷土食がしばしば登場しているようです。

栄養士仲間の友人の話だと、最近就職した保育園の給食室でもこの地域産物を積極的に
利用する動きというのがあるそうです。食育の原点である子供たちに地域の産物をおいしく
しかも健康に食べて欲しい願いがあるそうです。

みんな子どもの頃の給食先生がつくるごはんってすごい美味しい思い出しかないですよね。
そんな子供とたちが喜ぶ給食を作る為に私たち栄養士が保育園でも必要とされています。

管理栄養士の就職先として地域の保育園というのが増えているそうです。通勤や就労時間の都合が
合わせやすいそうです。みなさんも参考にされてはいかがでしょうか。

(参考)保育園の求人転職情報について【保育士求人ナビ】

地元の食材、地元の伝統的な調理法を用いた給食を食べられるなんて、子供たちは幸せです。
また、観光施設などでの地元産食材の販売は、町おこし、村おこしとして、
地元のPRにもなりますし、地元の農家の支援や地元産業の活性化にも繋がります。

観光客の楽しみは、地元の名物を食したり、お土産にすることですから、
地元産がたくさん並んでいる観光施設は、とても人気が高いのです。

生産者も消費者も、自治体や食品製造メーカー、食品販売業者、
飲食店の皆さんも、皆で地産地消で笑顔になりたいものです。